三洋電機(株)は18日、パソコン対応のリアプロジェクションディスプレー『液晶リアプロジェクションディスプレイ』(LP-RX50/LP-RS50)2機種を10月23日に発売すると発表した。価格はLP-RX50が165万円で、LP-RS50は135万円。
『液晶リアプロジェクションディスプレイ』 |
『液晶リアプロジェクションディスプレイ』は、新開発の非球面レンズと非球面ミラーからなるハイブリッド投影システムを採用することで従来比1/2の厚さ33cmの薄型化を実現した50インチのリアプロジェクションディスプレー。また、ハイブリッド投影システムに最適な“オフアクシススクリーン”を開発したことで、水平90度、垂直40度を実現。光源に150WのUHPランプを採用したこととフレネルレンズの光軸中心をシフトさせた“オフアクシススクリーン”との相乗効果により700cd/平方メートルの輝度を実現したという。LP-RX50はSXGA対応モデルで、1024×768ドット、LP-RS50は800×600ドットの投影が可能。そのほかの仕様は共通で、アスペクト比は4:3、液晶パネルはサイズが0.9インチ×3枚、駆動方式がポリシリコンTFTアクティブマトリクス。対応走査周波数は水平が15~100kHzで、垂直は50~100Hz。電源はAC100Vで、消費電力は270W。サイズは幅112×奥行き33×高さ162cmで、重さは68kg。