富士通(株)など8社は13日、デジタルコンテンツの著作権を保護する“メディアID(仮称)”機能を、各社の3.5インチ光磁気ディスク(MO)ドライブおよび記録メディアに搭載し推進することで合意したと発表した。
これに賛同したのは、オリンパス光学工業(株)、コニカ(株)、富士通の3.5インチMOドライブメーカー3社と、ソニー(株)、帝人(株)、東ソー(株)、日立マクセル(株)、三菱化学(株)の3.5インチMOメディアメーカー5社。
230MB/540MB/640MB/1.3GBの3.5インチMOに、変更/消去できない固有の番号であるメディアIDを付加する。メディアID対応の3.5インチMOドライブでこの番号を読み取れるようにする。これを利用して、デジタルコンテンツなどの流通における著作権保護を可能とする。アプリケーションと組み合わせれば、企業や個人の情報の保護も可能という。なお、Windows Meに標準搭載するといわれる著作権保護機能に対応する予定としている。