(株)クボタの関連企業である(株)ケイ・ジー・ティは24日、2D/3D対応ビューワーソフト“CALSVIEW(カルスビュー)”の新バージョンである『CALSVIEW V4.2』Windows版と、同製品向けオプションである『CATIAインターフェース』と『Pro/Eインターフェース』、ならびにCALSVIEWシリーズ用プリントサーバーソフト『CALSVIEWプリント・サーバー』を11日に発売したと発表した。
CALSVIEW V4.2は米Special Technology社の『IntraVISION』をベースにした、PDMなどにおいて工程中の作業データや設計情報にアクセスできる2D/3D対応ビューワーソフト。V4.2からはプリント基板データ“Gerber EIA RS274X”を標準でサポートし、計測機能の強化、Microsoft Office 2000上で作られたデータのサポートが新たに加わった。価格は12万円。Windows 95/98/NT4.0に対応する。
『CATIAインターフェース』と『Pro/Eインターフェース』はともにCALSVIEW V4.2向けのオプション。CATIA、Pro/ENGINEERそれぞれのCADで作成した3DモデルデータをCALSVIEW V4.2で閲覧可能になる。以前のバージョンでは利用できない。価格はともに10万円。
『CALSVIEWプリント・サーバー』は『CALSVIEW V4.1』をベースにした、各種グラフィックデータを一括して印刷処理できるプリントサーバーソフト。指定したファイルをWindows環境のプリンターやプロッターへ自動的に印刷できる。ただし、現状ではCALSVIEW V4.2がサポートするCATIA、Pro/ENGINEERの両CADデータの出力には対応していない(今後の対応は未定)。価格は80万円で、Windows 95/98/NT4.0に対応。