日本オラクル(株)は28日、スタンドアローン開発環境やパーソナルアプリケーションへの組み込み向けのパーソナルRDBMS『Oracle8i Personal Edition R8.1.6』日本語版の販売を8月30日に開始すると発表した。
同製品は、eビジネス向けのRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)『Oracle8i』のパーソナル版で、同社のハイエンド向け製品『Oracle8i Enterprise Edition』と互換性があり、スタンドアローンで開発したインターネットアプリケーションを企業規模で運用したり、ソフトウェアベンダーなどが開発する製品にデータベースエンジンを組み込むことが可能となる。また、Oracleデータベースの初心者向けチュートリアルやCBT(Computer Based Training)プログラムを同梱しており、各ユーザーが独自に学習できるという。
主な新機能は以下の通り。
- Oracle Jserver
Oracle8i R8.1.6データベースに統合されたJavaの実行環境 - Oracle Provider for OLE DB
OLE DBインターフェースのデータアクセスドライバー - Oracle interMedia Audio/Video/Locator
マルチメディアデータを格納操作するためのオプション製品(Windows NT /2000版のみ)
対応OSは、Windows 98/NT 4.0/2000で、価格は1ユーザーで6万9000円となる。