ニフティ(株)は23日、韓国の三星グループのISP会社のユニテル(Unitel)社、ならびに韓国最大規模のオンラインモールを運営する三星物産(Samsung)社と、インターネットを基盤とした広範囲なビジネス提携に向けた共同プロジェクトを発足させることで合意したと発表した。
3社は、ニフティが提供するインターネット総合サービス“@nifty”。ユニテルが提供するインターネットサービス“Unitel”、および三星物産が提供するサービスにおいて、より国際的なサービスを充実させるとともに、提携による新しいビジネスチャンすの拡大を目指していくという。
共同プロジェクトで検討される具体的な提携の内容は、“@nifty”の会員が、日本国内のアクセスポイントを利用するのとほぼ同じ条件で、韓国にあるユニテルのアクセスポイントを利用できる“ダイレクト・フリー・ローミング”、“@nifty”とユニテルが、それぞれ会員向けに提供するコンテンツの一部を相互に相手のユーザーに開放しコンテンツの共有を図る“コンテンツ共有”、それぞれのサイトのショッピングサービスの一部をお互いの会員が利用できるようにする“Eコマース連携”などとなっている。
これらのプロジェクトは11月に開始予定のローミングサービスから順次提供していく予定という。