サン・マイクロシステムズ(株)は、同社の最新版OSである『Solaris 8』のEarly
Access版(評価版)を、本日から提供する。
Solaris 8は、Solaris 7以前のアプリケーションソフトとの互換性を保持した上で、インターネット機能などを強化したもの。IPv6に対応し、最大18EB(エクサバイト)のメモリーと、最大100万プロセスの同時処理をサポートする。また、Java
2 Standard Editonや、ストリーミングメディア用のJava Media Framework、動画機能を強化したXサーバーなどの付加機能が拡張されている。
同社は従来、限られたパートナー企業に対してのみEarly Access版を提供してきたが、今回からは、ウェブサイトなどを通して一般ユーザーにも提供する。Solaris
8 Early Access版によって、ソフトウェアのバイナリーレベルでの互換性を確認できるほか、日本語アプリケーションの動作確認もできる。
なお、Early Access版の配布は、同社の開発者支援プログラム“Sun
Developer Connection”(SDC)の会員を対象に行なわれるもの。SDCへの会員登録は無料となっている。