日本電気(株)は、科学技術計算用サーバー『HPCサーバSX-5S』を発売した。出荷開始は9月末を予定している。価格は最小構成のレンタル月額で180万円より。
SX-5Sは、同社の『ハイパフォーマンス・コンピューティング・サーバSX-4B』の後継に位置づけられる。スーパースカラーアーキテクチャーのRISCプロセッサーを採用し、1CPUあたりの演算性能は4GFLOPS。これはSX-4Bの約2.2倍のパフォーマンスとなる。OSとしてSUPER-UX(64bit
UNIX)を搭載し、同社のスーパーコンピューター『SX-5シリーズ』がサポートするアプリケーションソフトウェアの利用が可能という。