(株)新学社は、カナダのHoffmann+associates社開発のエデュテイメントソフト『ニコライシリーズ』4製品を日本語化し、5月より順次発売する。
ニコライシリーズは、少年ニコライと猫のニャオニャオが活躍する物語形式のエデュテイメントソフト。カナダではテレビアニメも制作されており、本やキャラクターグッズの販売も計画されているという。今回販売される日本語版は、日本語/英語両対応で、ストーリーの途中で画面表示や音声を日本語/英語に切り替えられる。『ニコライのトレインズ』は、ニコライとニャオニャオが機関車で競争するストーリーで、機関車の仕組みなどを学習できる。『ニコライのミステリーズ
黒まどのなぞ』は、ニコライとニャオニャオが黒い窓を売る商売を始め、ハプニングや妨害にあいながらも、黒い窓の謎を解いていくストーリー。お絵描きコーナーやジグソーパズルなどが盛り込まれている。
『ニコライのトレインズ』画面 |
両製品は5月中旬に発売。また、10月には『ニコライのパイレーツ』、『ニコライのファラオズ』が発売される。各製品ともWindows
95/98およびMacintosh対応で、価格はそれぞれ6800円。
Hoffmann+associates社のイザベル・ホフマン代表取締役は、「自分の息子に話して聞かせる創作の物語が、ニコライシリーズ制作のきっかけ。ニコライのモデルは息子のニコライ・ホフマン。ソフトの開発にあたってはカナダのさまざまな地域の学校を中心に綿密な市場調査を行なった。カナダは複合文化の国であり、各地域の学校の児童からのフィードバックを製品に反映しているため、国際色を伴った製品であると考える。他文化にもおおいにアピールできると思う」と語っている。
イザベル・ホフマン代表取締役 |