(株)ナナオは、42インチディスプレー『EIZO FlexScanP4260』を発表した。この製品は、ナナオでは初のプラズマディスプレー(PDP)を採用した製品。パソコンを使用したプレゼンテーションや公共施設、交通機関における情報表示用用途を期待するという。水平/垂直方向の視野角は160度以上。PDPは地磁気の影響を受けないため色ずれやひずみを修正する必要がない。ガンマ値を調整できる“ガンマ補正機能”を搭載しており、表示する映像の種類(動画や静止画、テレビ画像)に合わせて色合いを調整できる。
本体のサイズは幅1057×奥行き783×高さ340mmで、重さは49kg(スタンド部分を含む)。本体下部には各5Wのステレオスピーカーが内蔵されている。最大解像度は1024×768ドット。走査周波数は水平が24~61kHz、垂直が50~85Hz(1024×768ドット表示時は50~75Hz)。入力信号はRGB、入力端子はD-Sub15ピンと5BNCの2系統をもつ。オプションのマルチビデオ信号変換器『GS-300』(18万5000円)を使用するれば、HD-TV、NTSC信号も入力可能になる。価格は99万8000円で、20日に販売を開始する。
スタンドを取り外せば壁掛けも可能 |