(株)シマンテックは、企業向けライセンス販売制度の拡充とパートナー向け資格認定プログラムを開設することで、企業への製品販売体制を強化することを発表した。
同社のライセンス販売制度に追加されるのは“ライセンス・メディアパック(LMP)”。使用権利を含まない、メディアのみの製品を販売する方法で、ユーザーは保有ライセンス数に関係なく、必要な数のマスターディスクを購入できる。LMPの価格は3000円で5月6日に開始する。
また、同社は、パートナー企業の営業職担当者やシステムエンジニアを対象に、トレーニングコースおよび認定資格制度『シマンテック教育・認定プログラム』を開設する。設定する資格は『CSS(サーティファイド・シマンテック・スペシャリスト)』と、その上位資格である『CSS-G(CSSゴールド)』。製品の販売・サポート知識の習得を目的としたもので、製品別・難易度別に11のコースを開設する。なお、同社が従来から実施してきた認定資格制度『SCSE』の取得者は、自動的にCSSとして認定される。
シマンテックは、同社の製品を販売するパートナーを支援するためのウェブサイトを5月6日に開設し、販売やサポートに関する情報を提供していく。シマンテック教育・認定プログラムの詳細についても、このウェブサイトで情報が提供される予定。