(株)シマンテックは、米国で猛威を奮っている新種ウイルス『W97M.Mailissa(別名『W97M.Melissa』、通称:メリッサ)』を検知・駆除するワクチンの提供に続き、本日、メリッサの変種として発見された『X97M.Papa(通称:パパ)』を検知・駆除するワクチンの提供をコンピューターウイルス研究所“シマンテック・リサーチ・センター”を通じて開始した。『X97M.Papa』は、メリッサと同じニュースグループで発見されたもので、特性はメリッサとほぼ同じである。メリッサがマイクロソフトのWordに感染するのに対し、パパはマイクロソフトExcel、同Excel
2000のファイルに感染するマクロウイルス。
また、同時にメリッサと同様に電子メールを媒介として感染する新種Wordマクロウイルス『W97M.Ping(通称:ピング)』も発見したと発表した。