沖電気工業(株)は、同社のサーバー『if Serverシリーズ』にPentium
III Xeon-500MHzを搭載する3機種と、Pentium III-500MHzを搭載する4機種を発表した。
Prntium III Xeon搭載機
Pentium III Xeon-500MHzを搭載するのは、ラック専用のエンタープライズサーバー『if
Server LXr8000シリーズ』とハイエンド向けサーバー『if Server LH4/LH4r』。出荷は6月上旬に開始する。LXr8000シリーズはCPUに搭載する2次キャッシュの容量(512KB、1MB、2MB)で3モデルがあり、CPUは最大で4個搭載できる。メモリーはECCに対応のEDO DIMMを256MB(最大8GB)搭載する。HDDはUltra2 SCSIに対応する4.2GB(最大36.4GB)で、オプションによりRAIDコントローラーも内蔵できる。また、ホットスワップに対応するPCIサブシステムと冗長電源および冗長冷却ファンを内蔵している。価格は構成によって異なるが、2次キャッシュを512KB搭載しHDDが4.2GBの標準構成モデルで308万7000円から。
LH4/LH4rシリーズはCPUに搭載できる2次キャッシュの容量(512KB、1MB)により各2モデルある。CPUは最大4個搭載でき、メモリーはECCに対応のEDO DIMMを256MB(最大4GB)搭載する。HDDはUltra2 SCSIに対応する4.2GB(最大218.4GB)で、標準でRAIDコントローラーを内蔵している。LH4rはラック型のモデル。価格は構成によって異なるが、2次キャッシュを512KB搭載しHDDが4.2GBの標準構成モデルで、LH4が200万7000円から、LH4rで208万7000円から。
Prntium III搭載機
Pentium III-500MHzを搭載するのは、ミッドレンジサーバー『if Server
LH3/LH3r』およびワークグループ向けサーバー『同 LC3』、ラック専用サーバー『同
LPr』の4機種。出荷は5月中旬に開始する。LH3/LH3rはCPUを最大2個搭載でき、メモリーはECCに対応するSDRAMを128MB(最大1GB)搭載する。HDDはUltra2 SCSIに対応する4.2GB(最大218.4GB)を搭載し、RAIDコントローラーを標準で内蔵する。価格は構成によって異なるが、HDDが4.2GBの標準構成の場合LH3が148万9000円から、ラック型のLH3rが156万1000円から。
LC3/LPrはCPUを最大2個搭載でき、メモリーはECCに対応するSDRAMを64MB(最大1GB)搭載する。HDDはUltra2 SCSIに対応する4.2GB(LC3は最大54.6GB、LPrは最大36.4GB)を搭載し、RAIDコントローラーはオプション。価格は構成によって異なるが、HDDが4.2GBの標準構成で、LC3が106万5000円、LPrが110万2000円から。
新シリーズ『if Server E60シリーズ』
併せて小規模向けサーバーの新シリーズ『if Server E60シリーズ』も発表した。搭載するCPUはモデルによりPentium
III-500MHzおよび、Pentium II-400/450MHzの3種類があり、最大2個搭載できる。メモリーはECC対応のSDRAMを64MB(最大1GB)搭載する。HDDはUltra
Wide SCSIに対応する9.1GB(最大72.8GB)を内蔵、オプションでRAIDコントローラーにも対応する。価格は構成によって異なるが、CPUがPentium
III-500MHzでHDDが9.1GBの構成で74万8000円から。出荷は6月中旬に開始する。
標準価格及び出荷時期
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*1 : 4.2GB HDDとWindows NTR Server 4.0プレインストールの構成時の価格 *2 : 9.1GB HDDとWindows NTR Server 4.0プレインストールの構成時の価格 |