デルコンピュータ(株)は、ハイエンド ワークステーション『Precision
WorkStation』シリーズに、米インターグラフ社のWindows NT対応のハイエンド向けグラフィックスカード『Intense3D
Wildcat 4000』を搭載したモデルを追加した。
『Intense3D Wildcat 4000』は、3Dデータの座標変換などを高速化するジオメトリアクセラレーターチップを装備。このことにより、従来のUNIXワークステーションクラスの機能をWindows
NTマシン上で実現するという。16MBのフレームバッファーメモリーと、64MBのテクスチャーメモリーを搭載。毎秒340万ポリゴンの表示が可能。2D
GDI、 OpenGL、RenderGLに対応する。
ビデオコントローラーとして『Intense3D Wildcat 4000』を選択できるのは、『Precision
WorkStation』シリーズのハイエンドモデル『同610』とミッドレンジモデル『同410』。
『Precision WorkStation 410』の最小構成の場合、PentiumIII-450MHz、64MBのECC対応SDRAM(100MHz動作)、4GBのUltra2
WIDE SCSI対応HDDを搭載。最大32倍速CD-ROMドライブ、Intense3D Wildcat 4000、Windows
NT 4.0プレインストールというスペックで58万6000円。
『Precision WorkStation 610』の場合、PentiumIII Xeon-500MHz搭載(512KB ECCキャッシュ)、64MB(最大2048MB)のECC対応SDRAM(100MHz動作)、4GB(最大54GBで拡張可能)のUltra2
WIDE SCSI対応HDDを搭載。最大32倍速CD-ROMドライブ、Intense3D Wildcat 4000、Windows
NT 4.0プレインストールというスペックで65万1000円。
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