ウイニングラン・ソフトウェア(株)は、ウェブサーフィンの高速化ソフトウェアの最新バージョン、『Speed
Surfer InternetSecurity』を、4月下旬に発売する。
『Speed Surfer』は、ウェブページを閲覧中に、そのウェブページ内のリンク先を読み込むことで、ウェブサーフィンを高速化するソフト。専用線やProxyサーバーにも対応している。開発は米KISS
Sofware社で、'98年6月にウイニングランが日本語版を発売した。
今回のバージョンアップはセキュリティー機能の向上に重点をおいており、Cookieファイルの受け取りをユーザーがコントロールできる“Cookieクランチャ”、不正アクセスを防ぐ“インテリジェントポートブロッキング”機能などを搭載する。
“Cookieクランチャ”は、ユーザーが登録したウェブサイトのみ受け入れを許可したり、個人的な情報を含まずに返送するなどの設定が可能。“インテリジェントポートブロッキング”は、HTTPなどの通信ポートを介して、外部から不正なアクセスが行なわれないようにすることが可能という。
リンク先の読み込み機能も強化されており、ユーザーが最近訪問したサイトを記憶し、最もよく閲覧する10サイトを自動的に更新する。この機能はON/OFFが手動で切り替えられる。
『Speed Surfer InternetSecurity』はWindows 95/98.NT4.0に対応する。サポートするウェブブラウザーは、Netscape
Navigator 3以上、Netscape Communicator 4以上、およびInternetExplorer 3以上。価格は5800円。なお、旧バージョンのユーザーに対しては、バージョンアップサービスを予定している。