ブラザーインターナショナル(株)は、米Zapex Technologies社のPCIバス対応MPEG-2エンコーダーボード『ZP-200』および『ZP-300』を23日に発売する。DVD制作などのために、音声と映像のエンコード機能を1つのボードにまとめた製品で、リアルタイムでのエンコードが可能。PC/AT互換機用で、対応OSはWindows
NT4.0。価格は、オープンプライス。なお両社とも、ブラザー工業(株)の子会社。
ZP200/300は、同社独自のアルゴリズムにより、低いbitレート(高い圧縮率)でも美しい映像を実現したという。音声のエンコードは、PCMオーディオのほかにドルビーデジタルオーディオ(ZP-300のみ)に対応している。D1シリアル、アナログコンポーネント、S-Videoといった映像入力信号と、SP-DIF、アナログステレオといった音声入力信号の種類により、全部で10種類の製品がラインナップされている。AVIファイルやQuickTimeファイルのエンコードも可能。映像出力データの最大解像度は720×480ドット。