日本ヒューレット・パッカード(株)は、企業向けデスクトップパソコン『HP
Vectra(ベクトラ)ファミリ』のラインナップを一新し、Pentium III搭載機など、省スペース、静音設計の4シリーズ17機種を発表した。ミニタワー型の『HP
Vectra VL Series 8i MT』(VLi8 MT)が3機種、スリムデスクトップ型の『同 VL
Series 8i SF』(VLi8 SF)が3機種、デスクトップ型の『同 VE Series 8i』(VEi8)が6機種、デスクトップ型の低価格タイプ『同
VE Series 7i』(VEi7)が5機種の計17機種。4月1日に発売する。
『HP Vectra VL Series 8i SF』 |
省スペース、静音設計となっており、特にVLi8 SFでは、本体サイズが幅370×奥行き380×高さ95mmと、従来機種に比べて体積比が約50パーセントの省スペースとなっている。また、動作音は33.8デシベル(従来機種は38デシベル)となっている。
価格は、CPUにPentium III-450MHzを採用し、メモリーを64MB、8.4GBのHDDを搭載、グラフィックスカードにカナダのMatrox社の『Matrox
MGA-G200SD』を採用した『HP Vectra VLi8 SF 6/450 モデル8.4G CDS-LAN/64/NT4』が33万8000など。VLi8
MTは、Pentium III-450MHzを搭載した機種が32万8000円から。VEi8は、Pentium
II-400MHzを搭載した機種が26万8000円から。VEi7は、Celeron-366MHzを搭載した機種が18万8000円から。なお、ディスプレーは別売り。