ユービーアイソフト(株)は、レーシングゲーム『MONACO GRAND PRIX
Racing Simulation 2』と『Speed Busters』を発表した。これらはWindows 95/98、DirectX6.0以上に対応し、どちらもフォースフィードバック対応のコントローラーを利用できる。また、インターネットを通じて同社が提供するサーバーに接続すれば無料で、多人数の対戦プレーも楽しめる。
細かいマシンのチューンナップもできる『MONACO GRAND PRIX Racing
Simulation 2』
『MONACO GRAND PRIX Racing Simulation 2』は、同社のレースゲーム『Racing
Simulationシリーズ』の第2弾にあたる。(株)セガ・エンタープライゼスのゲーム機『Dreamcast』でも同じものが発売される。PC版だけの機能としては、自分のマシンのテクスチャーを張り替えたり、ドライバーやチームの名称をカスタマイズできる点。ゲームモードは3種類用意されている。サーキットコースを回るだけシンプルな“イージーモード”、タイヤの消耗やガソリン量・エンジン出力調節などの細かいパラメーターの調整でリアルタイムに状況が変化する“リアルモード”、そして'50年代のカーレースを再現した“レトロモード”、それぞれのモードにタイムアタックや勝ち抜き戦などのレースが用意されている。コースの数は17、プレーヤーが選択できるレースチームは11ある。また、隠しコースなども存在するという。対戦は、1台のパソコンで画面上下分割による2人同時対戦と、ネットワーク接続の最大8人による多人数対戦が用意されている。
開発元はフランスのユービーアイソフト社。価格は5800円。4月16日発売で、ツクダシナジー(株)より販売される。
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車を壊して楽しむ『Speed Busters』
『Speed Busters』はアクションの要素を多く取り入れたレースゲーム。砂漠地帯や、カジノといったコースを障害物をよけながら制限時間以内に速く走るもの。コースでは、巨大な恐竜や、動物などの妨害も入る。このゲームの特徴は、衝突などによる車のダメージ受け方がリアルな点。ガラスにひびが入ったり、バンパーが外れかけたりする。また、ダメージで、ハンドルがきかなくなったりするので、いかにぶつけずに速く走るかがポイントとなる。コースは6種類、隠しステージも用意されているという。車は'50年代と、90年代のものが用意されている。また、インターネットからの自分の車をダウンロードするサービスも検討中という。ネットワーク接続で最大6人と対戦できる。
開発元はカナダのユービーアイソフト社。価格は5800円で、4月9日にツクダシナジーより販売される。
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