独SAP社と米マイクロソフト社は3月4日(現地時間)、電子商取引向けの新規格の開発を共同で行なうと発表した。SAPのシステムコンセプトである“SAP Business Framework”と、マイクロソフトがこのたび発表したコマースアーキテクチャー“BizTalk Framework”のための新XML規格開発が中心となる。この新XML規格を利用し、SAPとマイクロソフトのアプリケーション間で、カタログやビジネスドキュメントを交換するためのスキームを提供することが目的。ビジネスドキュメントの交換は、SAPが提唱するBAPI(Business Application Programming Interface)と、マイクロソフトのCOMテクノロジーに基づいており、マイクロソフトのBizTalk Serverと緊密な統合により、拡張されるとしている。