米アビッドテクノロジー社は3日(現地時間)、'98年第4四半期(10~12月期)決算を発表した。ヨーロッパでフィルム/ビデオ製品の需要が伸びたことにより、売上高は1億4460万ドル(約170億円)と前年同期比17%の伸びを示した。純利益は、第3四半期に買収したCGソフトメーカーの米ソフトイマージ社の合併に関連する費用を適用する前の純利益は1520万ドル(約18億円)で、前年同期比63%となった。
'98年通期の決算は、売上高が前年比2%増の4億8240万ドル(約580億円)と過去最高を記録した。また、米ソフトイマージ社の合併に関連する費用を適用する前の純利益は前年比52%増の4010万ドル(約48億円)となった。
なお、同社では、米マイクロソフト社から買収した、米ソフトイマージ社の合併に関連する費用の適用方法について、米国証券取引委員会の新しい見解に沿った決算を再度発表する予定という。