(株)シマンテックは、ユーティリティーソフトの最新バージョン『Norton
Utilities 4.0 for Windows 95/98』、およびNorton Utilities 4.0などPCのトラブルを解決するためのソフト4製品を1パッケージにした『Norton
SystemWorks 2.0 for Windows 95/98』を4月9日に発売する。価格は、Norton
Utilities 4.0が9800円、Norton SystemWorks 2.0が1万9800円。
Norton Utilities 4.0は、システム内のチェックやエラーの修復などを行なうトラブル対策のためのユーティリティー。このバージョンでは、CD-ROMから直接ソフトを実行できるようになり、HDDにインストールしなくても基本的なチェック/修復機能を利用できる。またインストール時に必要な機能を選択できるインストールカスタマイズ機能が追加された。
新機能として、システム問題を検査する“Norton WinDoctor”機能に、Windowsのレジストリをスキャンして問題を自動的に修復する“Registry
Doctor”を搭載。また、1クリックでディスクの整合性やレジストリの状態、救済情報、ウイルススキャンなどの診断を実行できる“Norton
System Check”、モデムのテストを実行して問題があるかどうか判断する“Norton
Connection Doctor”、Zip/JazディスクにWindows救済ディスクを作成する“Nprton
Zip Rescue”、ファイルやフォルダを完全に削除できる“WipeInfo”などが追加されている。
Norton SystemWorks 2.0は、Norton Utilities 4.0、ウイルス対策ソフト『Norton
AntiVirus 5.0』、不要なプログラムやファイルを削除できるユーティリティー『Norton
CleanSweep 4.5』、クラッシュ時にデータを保護する『Norton CrashGuard 4.0』を統合した製品。製品に含まれるすべての機能を一括管理できる“Norton
Tray Manager”機能、インターネット経由で全ソフトをまとめてアップデートできる“LiveUpdate”機能を搭載する。
Norton AntiVirus 5.0とNorton CrashGuard 4.0は、すでに単体で発売しているものと同じ内容。また、Norton
CleanSweep 4.5は、クォーターデック(株)の『Quarterdeck CleanSweep 4.0』と同機能のもので、米シマンテックが米クォーターデック社を昨年買収したことにより製品統合されたもの。近々Nortonブランドで単体発売する予定。