米IBM社とオランダのロイヤルフィリップスエレクトロニクス社は、現地時間2月4日、セキュリティー機能を強化した次世代型スマートカードを共同で開発する計画を発表した。両社が共同で開発する次世代型スマートカードは、バンキング機能や電子財布、顧客管理機能などのアプリケーションで利用できる。
計画では、フィリップスセミコンダクターズ社製のスマートカードプロセッサー『SmartXA』に、IBMリサーチ(IBMの基礎研究部門)が開発したスマートカード用OSを載せ、マルチアプリケーション対応のスマートカード標準規格『JavaCard』を組み合わせたICカードを共同開発していく。