(株)CSK総合研究所(CRI)は、次世代家庭用ゲーム機『Dreamcast』用MPEGソフトウェアデコーダー『CRI
MPEG sofdec』、およびサウンドシステム『CRI ADX』を開発、(株)セガ・エンタープライゼスにライセンス供与した。
CRI MPEG softdecは、Dreamcast上でMPEGビデオストリームを再生できるというもの。従来ムービーとゲームは独立していたが、CRI
MPEG softdecを利用することで、ムービー背景(MPEG映像)に重ねてゲームシステムを動かすといったムービーとゲームとの融合を可能にするという。
CRI ADXは、複数オーディオトラックの同時再生が可能。例えば、CD上にBGMや声など複数のオーディオデータを圧縮して記録し、BMGを鳴らしながら任意のタイミングで声を再生できる。
セガは両製品をDreamcastの標準ツールとして採用、他ゲームメーカー向けにも提供を開始した。