●リコー、4倍速書き込み対応のCD-RWディスクを発売
(株)リコーは、4倍速書き込みに対応したCD-RWディスク『リコーCD-RW
74R-AZ2』を、10月16日に発売する。CD-R書き込みの統一規格であるオレンジブックパートIIIVer.2.0に準拠している。容量は650MB。従来の2倍速書き込みに加え、4倍速、1倍速での書き込みにそれぞれ対応する。価格はオープンプライスで、同社では、1ヶ月に80万枚の販売を見込んでいるという。http://www.ricoh.co.jp/
●ATIテクノロジーズのK.Y.Ho社長、同社の今後の戦略を発表
ATIテクノロジーズジャパン(株)は、帝国ホテルで、新製品のグラフィックチップ『RAGE
128』の発表と、同社の本社である加ATIテクノロジーズ社の社長兼最高責任者、K.Y.Ho(K.Y.ホー)氏による事業戦略の発表を行なった。発表会の席上でホー氏は、同社がAGPグラフィックコントローラーのベンダーとしては初めて、製品出荷数が1000万台の大台に乗ったことなどを指摘。チップからボードまで自社で開発と設計を行なっているプライオリティーなどを強調した。同氏は、128bitグラフィックチップのプライオリティーを活かしながら、1000ドルPCやセットトップボックスなど、新たな市場への意欲を示した。http://www.atitech.co.jp/
●富士通研究所、次世代WWW向けハイパーリンクエンジンを開発
(株)富士通研究所は、次世代のWWW技術として注目されているXML(eXtensible
Markup Language)のハイパーリンク機能を処理するエンジンを開発した、と発表した。このハイパーリンク機能は、Webページの中身とリンク情報を独立して管理できる“XLink”と、CD-ROMなどのメディアに格納されている情報への関連づけが行なえる“XPointer”という2つの機能からなっており、この2つが実用化されれば、コンピューターの情報処理の自動化は一層進むことになるという。なお、XLinkとXPointerの技術は、W3Cで、現在、標準化作業が進められている。http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/flab/News/1998/Sep/980923.html