●コンパックと日本DEC、10月1日付けで合併
コンパックコンピュータ(株)と日本ディジタル イクイップメント(株)(日本DEC)は、合併の日付けを10月1日に決定したと発表した。なお、新社名はコンパックコンピュータ(株)で、資本金は77億7900万円。出資比率はコンパックと日本DECで2:1となっている。米コンパック社および米DEC社は、米国において6月11日に合併を完了し、現在、世界各国で両社の組織統合が進められている。今回発表された日本における新会社概要は、8月11日に両社の取締役会で内定し、本日の臨時株主総会にて承認されたという。・コンパックコンピュータのプレスリリース
http://www.compaq.co.jp/info/press177.html
・コンパックコンピュータ
http://www.compaq.co.jp/
・日本ディジタル イクイップメント
http://www.dec-j.co.jp/
●ビビタージャパン、インクやトナーが不要のデジタルフォトプリンターを発売
ビビタージャパン(株)は、新開発の“サイカラー方式”を採用したデジタルフォトプリンター『VPP-150』を10月2日に発売する。価格は3万2000円。サイカラー方式とは、印画紙に塗布した感光性マイクロカプセルに自己発色させる技術で、インクやトナーなどの消耗品が不要。用紙サイズは89×127mmで、写真のL版サイズにあたる。解像度は150dpi、ランニングコストは1枚60円。コンパクトフラッシュカード対応。http://www.vivitar.co.jp/
●米ナショナルセミコンダクター、O.25μm加工技術によるCyrixプロセッサーの生産を開始
米ナショナルセミコンダクター社は、メイン州サウスポートランドの工場で、0.25μm加工技術を用いて、米サイリックス社のCyrix
M IIプロセッサーおよびMedia GXプロセッサーの生産を開始したと発表した。9月には同工場で生産した製品の量産出荷を開始し、第4四半期にはCyrixプロセッサーの約75%が同工場製になる見込みだという。同社によると、O.25μm加工技術により、Cyrix
M II-300/333MHzやMedia GX-233/266MHzの生産が可能となったといい、今年中にはさらに高速なプロセッサーにも着手する予定。・米ナショナルセミコンダクター
http://www.national.com/
・米サイリックス
http://www.cyrix.com/