●東芝、手などの動きを検出する技術を公表
(株)東芝は、手などの動きを背景から切り出し、3次元画像として入力できる装置を開発したことを15日に発表した。入力装置はLEDとCMOSカメラを用い、毎秒30から50フレームの速度で画像を取り込むことが可能という。同装置の応用例として、なでる、たたくなどの動作によって、ペットが喜ぶ、怒るなどの反応を返す、『デジタルペットソフト』も開発した。同社では身振りや手振りをPCへの入力に利用できるので、幼児向けや高齢者向け、障害者向けの入力インターフェースとしての利用を考えているという。http://www.toshiba.co.jp/
●ピープルソフト、『PeopleSoft Financials』でトヨタとライセンス契約を締結
ピープルソフト ジャパン(株)は、同社の財務会計ソフト『PeopleSoft
Financials(財務会計)』をトヨタ自動車(株)が導入することで合意したと発表した。今回のライセンス契約は、多様な収益管理やグローバル取り引きへの対応を目的に、経理・財務システムの一新を図ろうとトヨタが進めている“経理情報高度化プロジェクト”の一環として行なわれるもの。'99年4月の本格稼動を予定している。・米ピープルソフト社
http://www.peoplesoft.com/
・トヨタ自動車(株)
http://www.toyota.co.jp/News/index.html
●松下電工、プログラマブルコントローラー『FP2』を発売
松下電工(株)は20日、プログラマブルコントローラー『FP2』を発売した。従来製品の『FP3』から約36%の省スペース化(5モジュールタイプで幅140×奥行き93×高さ100mm)を実現した。また、“64点入力”や“S-LINKポート”を備えたユニットが選べる。価格は、スタンダードタイプCPUユニット『FP2-C1』が5万円、64点入力付きCPUユニット『FP2-C1D』が8万3000円、S-LINK付きCPUユニットの『FP2-C1SL』が16万円。http://www.mew.co.jp/