コンパックコンピュータ(株)は、コンシューマー向けPC『PRESARIO』シリーズのWindows
98プレインストールモデルを発売する。新機種1モデルと、6月に発売した“'98年夏モデル”にWindows
98をプレインストールしたモデルの、計3機種7モデルを発売する。
新機種は『PRESARIO 5020』。タワー型のデスクトップPC。CPUはCeleron-300MHz、メモリーは64MB(最大256MB)、HDDは4GB。最大32倍速のCD-ROMドライブ、K56flexモデムを搭載している。
Windows 98プレインストールモデルとして発売するのはノートPCの『1230』、『1636』、デスクトップPCの『2254』、タワー型筐体の『5030』、『5110』、『5130』の6機種。6月に発売されたモデルのうち『5010』はWindows
98へのアップグレードクーポンを同梱して発売する。
同時に、Windows 98に関する問い合わせに対応するサービスを開始した。Windows
98プレインストールモデルと、アップグレードキットを使用してWindows
98をインストールする従来機種に関して、インストール時に起こる問題などについてのサポートを“コンパックソフトウェアサポートセンター”において行なうという。
出荷は7月下旬より順次開始する。価格はすべてオープン価格。予想実売価格は以下のとおり。
『1230』:20万円前後
『1636』:29万円前後
『2254』:15万円前後(15インチディスプレー付属)
『5020』:20万円前後(15インチディスプレー付属)
『5030』:26万円前後(17インチディスプレー付属)、22万円前後(ディスプレーなし)
『5110』:23万円前後(ディスプレーなし)
『5130』:26万円前後(ディスプレーなし)
同社は、『PRESARIO』シリーズのWindows 95モデルを今後は販売しないとしているが、店頭で販売されている従来機種に関しては、5月1日から10月31日の間にコンパックのコンシューマー向け製品を購入したユーザーに対しては無償アップグレードを行なうとしている。(報道局 植草健次郎)
・“'98年夏モデル”のニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/info/press148.html
・Windows 98へのアップグレードに関するニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/products/win98.html
・関連記事
http://www.ascii.co.jp/ascii24/issue/980616/topic01.html