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米3Dlabs、2D/3Dグラフィックアクセラレーターチップ『PERMEDIA 3』を発表

1998年07月14日 00時00分更新

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 米3Dlabs社は、2D/3Dグラフィックアクセラレーターチップ『PERMEDIA 3』を発表した。0.25μmプロセス技術で製造され、パッケージは456ピンのBGA(Ball Grid Array)。第4四半期に出荷予定、単価は10万個ロット時で45ドルとしている。



 3D表示のパフォーマンスが向上しており、最大毎秒800万のポリゴンの表示が可能で、『PERMEDIA 2』のおよそ6倍の3D性能になるという。さらに、毎秒2億5000万テクセル(デュアルテクスチャー)の処理が可能。また、Virtual Texturing機能により、システムのメインメモリーに配置されたテクスチャーデータを、自動的にローカルのグラフィックメモリーにキャッシュできる。この機能は、AGPシステムのほか、PCIシステムでも使用できるという。そのほか、複数テクスチャーのパーセクティブの計算や、ポリゴンのカリングをハードウェアで行なうDelta浮動小数点セットアップエンジンを内蔵、バンプマッピング機能やボクセルレンダリング機能などを備えている。

 128bit幅のメモリーバスを搭載。4MBから16MBのSDRAM、またはSGRAMに対応しており、最大200MHzで動作する。270MHzのRAMDACを内蔵しており、1280×1024ドット時にリフレッシュレートが137Hz、1600×1200ドット時に96Hz、1920×1080ドット時に90Hzで表示できる。また、16bit、24bitのほか32bitのZバッファをサポートし、トリリニアMIPマッピングを可能としている。さらに、PanelLink互換のインターフェースによる液晶ディスプレーへの出力やDVD再生でのGenlockなどをサポートしている。そのほか、DirectX 6やDirect3D 6に対応、OpenGL Installable Client Driverなどさまざまなドライバーもサポートするという。(報道局 桑本美鈴)

http://www.3dlabs.com/news/headline_5.html

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