日本電気(株)は、机上に置いた原稿を非接触で入力する、卓上スタンド型のスキャナー『デスクスタンドスキャナNS-1000』を8月末に発売する。
同製品は、金融機関、自治体、百貨店や、カード、チケットの発券業務などを行なう窓口での使用を目的として開発されたもので、非接触のため、紙の厚さや種類に関係なく、最大A4サイズの大きさまで入力できる。また、紙以外のものからでもデータを読み取ることができる。
高精度の文字認識技術により、通常の帳票からでも、データの入力が可能。解像度は200dpiと240dpiが選択でき、A4サイズならば、200dpiの解像度で約1.5秒の速度でスキャニングが行なえる。
価格は本体が40万円、専用のOCRソフト(Windows95/NT Workstation4.0)が20万円。
主な仕様 | |
解像度 | 200dpi/240dpi |
階調 | モノクロ 256/16階調 |
画像入力速度 | A4縦が約1.5秒、B6横が約0.7秒 |
用紙サイズ | 縦297×横210mm |
インターフェース | SCSI-2 |
ドライバー | 専用ドライバーおよびTWAIN32 |
サイズ | スキャナー部が幅260×奥行き285×高さ521mm、コントローラー部が幅85×奥行き355×高さ137mm |
重量 | スキャナー部が約6kg、コントローラー部が約2.5kg |
使用環境 | 明かるさが750~1500ルクス、温度10~35度、湿度45~75% |
被写界深度 | 10mm |
(報道局 佐藤和彦)
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9806/2901.html