●FTC、インテルを独占禁止法違反で提訴へ
米連邦取引委員会(FTC)は8日(現地時間)、米インテル社を独占禁止法違反で提訴することを決定した。FTCは、インテル社がライバル社に対して、それ以外のメーカーには提供している半導体の技術情報を提供しなかったことを問題としている。被害を受けたとされるのは、米コンパック社、米デジィタルイクイップメント社、米インターグラフ社の3社。http://www.ftc.gov/opa/9806/intelc.htm
●モトローラ、銅の配線を使った4MbitのCMOS型SRAMを開発
米モトローラは、アルミニウムの代わりに銅の配線を使った4MbitのCMOS型SRAMを開発した。高速化と信頼性の向上、コストダウンが図られている。トランジスタひとつのサイズは0.15μm。チップのサイズは従来品の約65パーセントとなっている。同社では、次世代のコンピューターでの利用を考えている。'98年第4四半期にサンプル出荷を開始する。http://www.motorola.com/
●Chromatic Research社、800ドルパソコン向けに、メディアプロセッサーを開発
米Chromatic Research社は、メディアプロセッサー『Mpact2』対応のソフトウェア『Mediaware』に、3Dオーディオ機能として“Mpact
Forte wavetable audio”とMicrosoft DirextSound3Dに対応した“Mpact AudioStorm3D
positional audio”を追加した。2D/3D/DVDの表示やオーディオ再生が可能で、このチップを使えば、Socket7を装備したパソコンで799ドル以下で提供できるとしている。http://www.mpact.com/