(社)日本経営協会と東京商工会議所が主催する“ビジネスシヨウ'98
TOKYO”が、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕、22日まで開催される。
今回の出展社数は467社。東京での開催が50回目となることもあり、皇太子殿下が来訪、多くのマスコミが取材に詰めかけるなど、注目度は高かったが、ビジネス全体の見本市のため、パソコン関係の出展は少なかった。
・マイクロソフトが、Windows98搭載のPCを体験できるコーナーを設置
マイクロソフト(株)は、PCメーカーやソフトハウスの協力により、Windows98を搭載したパソコンや、対応ソフトを体験できるコーナーを各メーカー、ソフトハウスのブースに設置。また、各ブースでクイズに答え、すべて正解すると賞品がもらえるゲームも実施。
・シャープが、『メビウスPJ』を展示
シャープ(株)は、18日に発表した、ソニー(株)の『VAIO』に対抗するノートPC『メビウスPJ』を展示。6月6日発売で、価格は38万5000円。
・カシオが、WindowsCEマシンを展示
カシオ計算機(株)は、パームサイズPC『CASSIOPEIA E-10』を参考出品(発売時期未定)。また、企業向けに開発されたペン入力タイプの『CASSIOPEIA
PA-2300』(5月末発売予定)も展示していた。
・ビビタージャパンが、自己発色するフィルムを使用したプリンターを展示
ビビタージャパン(株)は、自己発色する“サイカラーDIフィルム”を採用したデジタルフォトプリンター『DIP-01』を参考出品。デジタルカメラの画像を、インクやトナーを使わずにプリントできる。発売は年内の予定。
・台湾系メーカーがマザーボードを展示
(株)ライズコンピュータジャパンは、PentiumII、Intel440BX対応の『R658』(ATX)と、PentiumIIとCeleron、Intel440EX対応の『R625』(Baby AT)などを展示。
台湾のDFI社は、PentiumII、Intel440BX対応の『P2XBL』(ATX)シリーズ3製品と、PentiumIIとCeleron、Intel440EX対応の『P2XEX』(ATX)シリーズ2製品を展示。
台湾のSuperpower Computer Electronics社が、100MHz対応のSocket7マザーボード『SP-A586B』を展示。
(報道局 佐藤和彦)
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