日本ヒューレット・パッカード(株)は、A3サイズ対応のレーザープリンター『HP
LaserJet 8000N』を発表した。価格は47万8000円、6月1日に出荷を開始する。
高速RISCプロセッサー(VR4300-133MHz)や、グラフィックスの処理を高速化する“PCL6プリンター言語”、16MB(最大192MB)の内蔵メモリーなどの搭載により、毎分24枚(A4)の高速出力を可能にしている。
用紙ははがき~A3サイズに対応し、最大1100枚の給紙能力と、同社のスムージング技術“HP
FasetRes1200”により、1200dpi相当の解像度を持つ。プリンター言語はPCL6/PCL5e/欧文PostScript
Level2エミュレーションに対応、Windows3.1/95/NT4.0などのOSに対応する。
複数部印刷時の速度を向上させることで、プリンターをコピーとして利用するという、同社の推進する“MOPy”コンセプトに対応。複数部印刷時の出力速度の向上と、トナーコストの低減(1枚当たり約1.99円)などが図られている。新たなオプションとして、500枚2段給紙トレー(16万円)や、ステイプル機能付きマルチビンメイルボックス(29万8000円)などが追加されている。(報道局 井上哲郎)
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