日本インターグラフ(株)は、ハイエンドユーザー向けの3Dグラフィックスソフト『3D
Studio MAX』専用ワークステーション『TDZ 2000 MAX』を本日発売した。同社の販売している3Dグラフィックスワークステーション『TDZ
2000』と『3D Studio MAX』用のプラグインソフト『インターグラフRenderGL
MAX』および『インターグラフViZfx MAX』をセットにしたモデル。
CPUはPentium II-300MHzで、デュアルCPUに対応。メモリーはECC機能対応のSDRAMが128MB。ハードディスクは毎秒1万回転のUltraWIDE
SCSIで容量は4.3GB。グラフィックカードは同社の『RealiZm II ZX13GT』または『Intense3D
Pro 2200S』から選択する。解像度は最大で1280×1024ドット。24bitフルカラー表示が可能。
フォトリアリスティック画像生成ライブラリー“RenderGL”に対応したプラグインソフト『インターグラフRenderGL
MAX』は、最終レンダリングに近い高画像をプレビューの段階で確認でき、3Dコンテンツの制作を効率的に行なえるようになるという。ビデオエフェクトプラグインソフトの『インターグラフViZfx
MAX』は、アニメーションデータのトランジッションや合成などのエフェクト処理が可能になる。どちらも『RealiZm
II ZX13GT』および『Intense3D Pro 2200S』上のレンダリングエンジンを利用した演算を行なう。
価格はオープン。CSK社やTOO社など、日本インターグラフの取り扱い代理店から『3D
Studio MAX』シリーズとセットで購入する必要があり、合計で210万円程度からになる見込み。(報道局
中山実)
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