倍率変更ツールのGoldenFingersアダプタに新製品2種類登場
2000年08月04日 23時01分更新
文● ASCII DOS/V ISSUE編集部 小板 謙次
巷ではSocketA対応のAthlon、Duronの倍率変更が話題になっているが、SlotAのAthlon用倍率変更ツールGoldenFingersアダプタにも新製品が登場しはじめている。
まずは「K7 Turbo Card」。これまでのGoldenFingersアダプタは、ビニール袋に詰めて販売されている素っ気ないものがほとんどだったが、この製品はちゃんとした化粧箱に入っている(ソフトアイランド秋葉原)。マニアックな製品だけに、ちょっと違和感があるのも確かだ。箱の中身はGoldenFingersアダプタ本体、電源接続ケーブル、8cm角ファン。これで3280円と、これまでの製品に比べると安めだ。同梱されているマニュアルは950MHzあたりの設定がミスプリントになっているため、購入した人は設定を店員に確認しておこう。
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ソフトアイランド秋葉原に山積みされている「K7 Turbo Card」 |
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アダプタ本体、電源接続ケーブル、8cm角ファンが同梱されている |
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「K7 Turbo Card」を装着したところ |
もうひとつは、「Evil intention 高速電脳 Version」。アダプタ部と設定基板が別々になっており、付属のケーブルで接続することによって、PC前面等で倍率設定を行えるというもの(ベイに取り付けるには別途加工が必要)。設定基板とアダプタ部が一緒になった製品は、殻割りした製品からアダプタを外して設定しなければならないのが手間だったが、その不満を解消した製品といえる。しかし、いくら操作しやすくなったからと言っても、PCの動作中に倍率変更するのはやめたほうがいいだろう。
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アダプタ部、倍率設定部が別々になっている「Evil intention 高速電脳 Version」。付属のケーブルで接続する |