(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門のBCN総研は8月4日、ウェブ上で行なったパソコンユーザーのパソコン利用目的調査の結果を発表した。調査は7月28日から31日までの期間、同社のウェブサイトでアンケート方式で実施した。有効回答数は370人。性別は男性が75.3%、女性は24.7%。年齢は20歳未満が1.4%、20歳以上30歳未満が21.6%、30歳以上40歳未満が45.7%、40歳以上50歳未満が27.8%、50歳以上は3.5%。
それによると、現在のパソコンの利用目的で主流を占めたのは“ウェブサイとの閲覧”(40%)や“電子メール”(28.9%)であった。回答者の約70%がこの2つの利用目的でパソコンを活用しているという。
次に、新たにパソコンを購入した場合にどんなことに利用したいかを聞いた結果では“ウェブサイトの閲覧”は29.7%に減少、“電子メール”も21.4%まで減少した。逆に“画像の編集や加工”(8.7ポイント増の12.2%)、“ウェブサイトの作成”(5.2ポイント増の8.4%)などの比率が上昇した。
同社では、ユーザーの多様なニーズに応えられる周辺機器の開発、環境整備で、パソコンをより活発に使いこなそうとするユーザーは増加していくものと見ている。