マイクロソフト(株)の8月2日付けの発表資料によると、米マイクロソフト社は7月31日(現地時間)、『Xboxソフトウェア開発キット』(以下XDK)の提供を、全世界の開発者に向けて開始したと発表した。
XDKは、グラフィックス機器、HDD、DirectX 8 API開発ツール、技術文書、ゲームパッドなどを含んだゲームソフト開発プラットフォーム。パソコンベースの開発システムであり、ゲーム開発者は、同システムを用いることにより、2001年秋発売予定の同社製ゲーム機『Xbox』向けにゲームソフトを開発できるという。同社のゲーム部門担当のロビー・バック(Robbie Bach)上級副社長は、「Xbox発売の15か月以上前に画期的なXDKの提供を開始したことで、Xbox用のタイトルを充実させるために必要なリソースや情報を開発者が入手できるようになった」と述べている。