米WatchGuard Technologies社は現地時間の16日、同社のファイヤーウォールとVPNソフトウェアを、日本電気(株)の系列企業である米NEC
America社、および公衆・私設回線向け通信製品、ソフトウェアやサービスの開発企業にライセンス供与したと発表した。
これによりNECは、インターネットセキュリティーソフトを、ホームユーザーや小規模企業ユーザー向けの“ADSLゲートウェイ・ファミリ”に組み込むという。このADSL製品群は、インターネットのブロードバンド接続のほか、IP共有、ファイアーウォール保護、自動セキュリティー更新などの機能を提供できるようになるという。
NEC Americaの企業ネットワークグループ担当のデール・グレイバ(Dale
Graver)副社長兼ゼネラルマネージャーは「WatchGuardの定評の高いインターネットセキュリティーソリューションは、NECの製品ラインを補完する。我々は、WatchGuardのファイアーウォール、VPN、LiveSecurity技術を、ADSL製品に組み込むことで、業界のリーダーの支持を得た先進セキュリティー機能を顧客に提供できる」とコメントしている。