日本Sambaユーザ会は7日、UNIXマシンをWindows NT互換のファイルサーバー/プリントサーバーにするオープンソースソフトウェア『Samba
2.0.7 日本語版』を発表した。GPL(GNU Public License)により無償で利用できる。
『Samba 2.0.7 日本語版』は、4月26日に“SambaTEAM”より公開されたオリジナルの『Samba
2.0.7』をベースに、ウェブブラウザーの言語に合わせて自動的に言語を切り替える“SWAT(Samba
Web Administration Tool)の国際化対応”機能を搭載した。従来サーバー側の文字コードとして“Shift-JIS”以外を使用した場合、Windowsの日本語機種依存文字が文字化けすることに対応したもの。日本Sambaユーザ会では、前バージョンの不具合が修正されているので、特にWindows
2000を使用している環境ではバージョンアップすることを推奨している。
なお、現在はソースコードのみの配布となっているが、バイナリーパッケージについては順次公開していくとしている。