ミノルタ、ブローニーフィルムやAPSフィルムなどに対応するフィルムスキャナー『Dimage Scan MultiII F-3100』を発表
2000年07月10日 00時00分更新
ミノルタ(株)は10日、ブローニーフィルム、35mmフィルム、電子顕微鏡フィルム、APSフィルムなど、マルチフォーマット対応のフィルムスキャナー『Dimage
Scan MultiII F-3100』(ディマージュ スキャン マルチ II F-3100)を発表した。価格は31万8000円で、7月19日に販売を開始する。
『Dimage Scan MultiII F-3100』 |
同製品は、2820dpiの解像度とRGB各色12bitの分解能を持つフィルムスキャナー。マルチフォーマット対応で、35mmフィルム、ブローニーフィルム、電子顕微鏡フィルム、16mmフィルム、APSフィルムなど、さまざまなフォーマットのフィルムをスキャニングできるという。また、退色したフィルムの色情報を補正する“Digital
ROCTM”、スキャン画像の粒状性を補正する“Digital GEMTM”、ディスプレーの表示色をフィルム本来の色に近づける“カラーマッチング機能”などを搭載し、SCSI-2インターフェース(フル50ピンとD-Sub25ピン)を装備する。本体サイズは幅200×奥行き410×高さ124mm。本体重量は約6kg。対応機種は、Pentium以上を搭載したPC/AT互換機(PC98-NXシリーズを含む)とPC-9821シリーズ、PowerPCを搭載したMacintosh。いずれの機種も、メモリーが32MB以上、HDDの空き容量が600MB以上必要。対応OSは、Windows
95/98/NT 4.0/2000、Mac OS 7.5.5~9.0.4。