(株)エヌ・ティ・ティ エムイーと沖電気工業(株)は5日、VoIP *1 システムインテグレーションなどの分野で提携したと発表した。併せて、同日より企業向けに、システムインテグレーションをはじめとするVoIP製品群の提供を共同で開始すると発表した。製品の販売はNTT-MEが沖電気の製品販売代理店として行なう。システムの販売価格はハードウェアが500万円からで、システムインテグレーションの費用とネットワーク費用は個別見積りとなる。
*1 VoIP:Voice over IPの略。インターネットを使った音声通信。音声をIPプロトコルに変換することで行なう。
提携の内容は、NTT-MEがXePhion *2 音声IPプラットフォームを提供し、沖電気が、これにIP関連機器を組み合わせたシステム製品を製造するもの。
IPをベースとした音声通信は、時間や距離に制約されないメディアとして企業から注目され、そのニーズも高まっている。これに応えるために、XePhionを利用したネットワークサービスを提供するNTT-MEと、VoIP機能を搭載した製品を提供する沖電気が提携したとしている。
*2 XePhion(ゼフィオン):NTT-MEが提供する、専用線より低コストで使用できる次世代ネットワーク。