(社)日本電子工業振興協会(電子協、JEIDA)は7月4日、同協会のウェブサイトに、“XMLフォーマットのイエローページ”を開設した。同ページは、中堅企業におけるXMLフォーマットの利用の推進、XML情報の蓄積、提供を目的に開設された。
XMLフォーマットのイエローページ |
コンテンツは、各業界で標準的に利用されているXMLフォーマットの一覧や、システム事例、関連情報などが提供されている。
XMLの利用推進の活動においては、昨日発足した“XMLコンソーシアム”などと連携して、普及・推進活動をしていくという。
同協会、インターネットビジネス専門委員会の田代雅一委員長は、「XMLという技術を利用して、いろいろな会社がつながるようになってきた。普及にはフォーマットを決めて行なっていく必要があり、イエローページを開設した。ターゲットは中堅企業で、ITの促進に役立たせたい」と語った。
インターネットビジネス専門委員会の田代雅一委員長 |
現在、10種類のXMLフォーマットが登録されており、今年中には100種類の登録を目指すという。