日本ルーセント・テクノロジー(株)の6月28日の発表によると、米ルーセント・テクノロジーズ社からの分離独立が予定されている同社の“エンタープライズネットワークスグループ”は現地時間の27日、同グループが設立する新会社の社名が“Avaya
Communication”に決定したと発表した。ルーセント・テクノロジーズは2000年第4四半期末(9月30日)までに同グループの分離独立を完了する予定という。
新会社のロゴマーク |
新会社は、通信ハードウェア、ソフトウェアなどを提供し、ユーザーである企業がEビジネス時代をリードしていくことを目指すとしている。
社長兼CEOには、米ノーテルネットワークス社のCFOや、米Nortel
Communications Systems社の社長を務め、ルーセント・テクノロジーズの前エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼CFOのドナルド・K・ピータソン(Donald
K.Peterson)氏が就任する。会長はルーセント・テクノロジーズの前CEOのヘンリー・B・シャクト(Henry
B. Schacht)氏が就任する。
ドナルド・K・ピータソン社長兼CEOは「新社名は、わたしたちが今まさにやろうとしていること、つまり、企業向けの通信ソリューションを柱に独立するということを前面に打ち出したものだ。Avayaにとって、シームレスかつ容易に人々や企業を結びつける、オープンで柔軟な会社をイメージできるだろう」とコメントしている。