リコー(株)は、20日、A4モノクロレーザープリンターの新製品『IPSiO
NX71』を発表した。同社が'98年に発売した『IPSiO NX70』の後継に当たる製品。プリント速度と解像度が主な改善点で、価格は従来機と同等の9万9800円に据え置いている。
リコーのA4レーザープリンター『IPSiO NX71』 |
エンジン部は、昨年夏に発表された上位モデルのNX710/610と同等の技術を使用し、プリント速度が毎秒16枚と従来の毎秒14枚から約15パーセントアップ。解像度も従来の600×600dpiから1200×1200dpiに向上している。本体には画像処理用の新開発ASIC『R2アクセラレーター』と64bit-133MHz駆動のRISC
CPU(型番は非公開)を搭載した“Ultra TURBOコントローラEX”を内蔵。メモリー容量も従来の標準4MB/最大36MBのSIMMから、標準16MB/最大80MBのSDRAMに増量した。
それ以外の仕様は従来機とほぼ同等で、1枚目の出力にかかる時間は8.5秒、ウォームアップタイム39秒以下、用紙はハガキ~A4普通紙に対応する。給紙枚数は標準350枚(トレー250枚+手差し100枚)に加え、オプションで500枚の増設トレーを追加可能。インターフェースは双方向パラレルで、オプションとして100BASE-TX対応のEthernetボード(100Mイーサネットボード
スロット2、価格3万円)、USB変換プリンターケーブル(価格9800円)を用意する。
サイズは幅360×奥行き410×高さ270mm。対応OSはWindows 3.1/95/98/NT4.0/2000。