ザーコム ジャパン(株)は19日、ハンドスプリング(株)が16日にPalmOSを搭載したPDA『Visor(バイザー)』を出荷したことを受け、VisorのSpringboardに対応したモジュール4製品の出荷を7月下旬から順次開始すると発表した。価格はすべて未定。モジュール製品は『SpringPort
56K モデムグローバルアクセス』、『SpringPort Bluetooth』、『SpringPort
イーサネットLAN』、『SpringPort ワイヤレスLAN (802.11b)』の4製品。これらをVisorの背面にある“Springbord”(拡張スロット)に差し込むと、ネットワークアクセスやワイヤレス通信の機能を利用できるようになる。
『SpringPort 56K モデムグローバルアクセス』 |
『SpringPort 56K モデムグローバルアクセス』は、通信速度56kbpsのモデム。オプションのPDCコネクションキットを併用することでNTTドコモ、IDO、J-フォン、ツーカーなどの主要なPDC方式の携帯電話に接続できる。
『SpringPort Bluetooth』 |
『SpringPort Bluetooth』は、パソコンとVisorの間でスケジューラーやアドレス帳などのデータの同期が無線で行なえるモジュール。ケーブルを使わずに携帯電話からインターネットに接続し、Eメールの送受信も行なえるようになる。
『SpringPort イーサネットLAN』 |
『SpringPort イーサネットLAN』は社内LANへのアクセス環境を提供するEthernetインターフェースモジュール。『SpringPort
ワイヤレスLAN (802.11b)』は、IEEE802.11b無線LANへの接続環境を提供するモジュールとなっている。