日本ストラタスコンピュータ(株)は16日、都内において、Windows 2000対応のフォールトトレラントサーバー『ftServer
5200』『同 6500』を発表した。
ftServer |
同製品は、Windows 2000搭載の99.999パーセント連続可用性サーバーとしては、世界初の製品だという。また、価格の面でも従来のフェイルオーバークラスターPCサーバーと同程度の価格で販売される。
日本ストラタスの代表取締役社長である飯田晴祥氏は、「新たにPCサーバーの分野を狙った。現在PCサーバーは、より信頼性を求められるようになってきた。プライスについてはセンシティブに、各社のハイアベイラビリティーのシステムと同等のプライスで世の中に提供していく。ユーザーにとって同じ価格帯でフォールトトレラントを求めることができるのならば、どうなるか?
わたしどもは(その答えを)わかっている」と、自信をのぞかせた。
飯田社長 |
ftServer 5200は、Pentium III Xeon-550MHz×1、2次キャッシュメモリーを512KB搭載したデュアルモジュラーリダンダンシー(CPUボードが2枚)の構成で388万円~。出荷は10月から。
ftServer 6500は、1MBあるいは2MBの大容量2次キャッシュメモリーを採用したPentium
III-Xeonを搭載。11月に出荷の予定となっている。
販売目標は、3年間で7000システムだという。