日本電気(株)は13日、着信時や通話中にエンブレムが12色に発光する“イルミネーション・エンブレム”と、FM音源と4和音による着信音を搭載した、iモード対応の折りたたみ式携帯電話を製品化し、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ向けに供給を開始したと発表した。同製品はNTTドコモから『デジタル・ムーバN209i
HYPER』の名称で20日から販売される。
『デジタル・ムーバN209i HYPER』 |
同製品は、ピアノやギターなど多彩な音色を表現できるFM音源と4和音で着信音を鳴らす“ハーモニー着信音”を搭載する。自作のメロディーは各旋律ごとに、4つの旋律それぞれにピアノやギター、トランペットなど16種類の音色と6段階の音量設定ができ、3オクターブ、256音、9テンポから作曲できる。また、自作のメロディーをメールに添付して送受信することができる。このほか、“Melody
to”機能により、最新ヒット曲を専用サイトからダウンロードし10曲まで登録できる。iモードに対応し、iモードメールの送受信及び各種オンラインサービスが利用可能。また、iメロディやiアニメにも対応する(別途契約が必要)。ハーモニーメロディー着信音・ハイパートーク対応。9600bpsパケット通信サービス(DoPa)に対応(別途契約が必要)。iモードメール/ショートメールの送受信操作手順を簡略化したメールボタンを採用する。本体のサイズは幅46×奥行き90×高さ19mmで、重さは約86g。連続通話時間は約120分で、連続待受時間は約500時間。受信方式はダイバーシチ方式。送信出力は約0.8W。周波数帯は800MHz帯となっている。本体色は“クリアパール”、“プライムゴールド”、“スウィートピンク”の3色(関西地区のみクリアパールとスウィートピンクの2色)。価格は3万3500円。