富士通(株)と出光興産(株)は6月2日、インターネットを利用して多様なカーライフサービスを提供する新会社“クルマーク株式会社”を7月に設立すると発表した。資本金は2億円。出資比率は、富士通が20パーセントで出光興産が80パーセント。
車検/板金/洗車などの車関連サービスは、サービスステーション(SS)や自動車ディーラーなどの多様な業者がそれぞれの専門分野に応じたサービスを展開しているのが現状。新会社では、インターネットを利用して、カーライフに関する総合的なサービスをワンストップで提供し、顧客のニーズから目的のサービスに導くという新しいビジネスモデルを構築するという。SSを実際のサービス拠点とするほか、専門的な整備に対応できる整備工場などともフランチャイズ方式で提携していくという。インターネットサービス“@nifty”と連携し、車関連ポータルサイト“CarLife@nifty”において、情報の提供や各種サービスの照会/予約受付を行なう。
なお、新会社は、10月に開業を予定しており、その時点での多摩/横浜エリアのSS/整備工場などは約40ヵ所という。