富士通(株)、(株)日立製作所、ソニー(株)は26日、プラズマディスプレーパネル(PDP)分野において事業協力すると発表した。これにより、富士通と日立の合弁会社として設立したPDPの開発/製造/販売会社“富士通日立プラズマディスプレイ株式会社(FHP)”にソニーが資本参加する。資本金は235億円で、出資比率は富士通42.5%、日立42.5%、ソニー15%となる。詳細については7月までに決定する予定。
富士通と日立は、ソニーの持つデバイスからセットまでの総合的技術やノウハウを活かし、FHPのPDP事業の拡大を図るという。ソニーは、FHPから市場競争力の高いPDPデバイスの供給を受けることが可能になることを期待しているという。