コンピューター専門紙“BCN(BUSINESSコンピュータニュース)”を発行する(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は、24日、パソコンメーカーのホームページに関するアンケートの結果を発表した。それによると、ユーザーから最も評価されているホームページは、日本電気(株)(以下NEC)のものであったという。
調査方法は、2月24日から29日までの間、ホームページ“DailyBCN”でアンケートを実施。有効回答数は451で、性別は男性74.3%、女性25.7%、使用OSはWindows系が85.3%、Mac
OSが14.2%となっている。アンケートは、“情報の質”“情報量”“更新サイクル”“ページデザイン”“検索”“ダウンロード機能”“オンラインショッピング”の各評価項目ごとに、回答者が最も優れているメーカーを1社選択するというもの。
各評価項目ごとのトップは、“情報量”“検索”“ダウンロード機能”でNEC、“情報の質”“更新サイクル”“ページデザイン”でソニー(株)、“オンラインショッピング”では日本ゲートウェイ(株)となっている。各評価項目の得票数の合計では、NECがトップとなった。得票数合計結果は、別表のとおり。
順位 |
メーカー |
総得票数 |
1 |
日本電気(株) |
504 |
2 |
ソニー(株) |
500 |
3 |
アップルコンピュータ(株) |
344 |
4 |
日本アイ・ビー・エム(株) |
307 |
5 |
富士通(株) |
281 |
6 |
日本ゲートウェイ(株) |
224 |
7 |
デルコンピュータ(株) |
109 |
8 |
(株)東芝 |
74 |
9 |
コンパックコンピュータ(株) |
73 |
10 |
松下電器産業(株) |
65 |
11 |
(株)ソーテック |
57 |
12 |
シャープ(株) |
41 |
また、今回のアンケートでは、メーカーホームページに対するユーザーからの要望として、“ウェブ上での24時間サポート”“メール連動型の質問コーナー”“店頭での実勢価格の表示”“他社の機種とのスペック比較表の掲載”などが多数寄せられたという。メーカーホームページ全般に対する不満点として、“ホームページが見にくい”“どこに何の情報があるのか分かりづらい”といった意見が多かったとしている。