(株)毎日放送は、同社のホームページにおいて、昭和29年(1954年)12月から昭和35年(1960年)9月まで日活系映画館で上映されたニュースフィルム『日活世界ニュース』をデジタル化して一般公開する“MBSモノクローム”を24日に開始すると発表した。
日活世界ニュースは、テレビが普及していなかった時代、映画館で本編の始まる前に流されていたニュースフィルム。フィルムの総数は1239本。昭和31年(1956年)までに作られた530本をまず公開し、順次デジタル化する予定。
公開されるのは、当時のニュース原稿・映像内容・サンプル映像(モノクロ)。サンプル映像は、リアルネットワークス社の映像再生ソフト『Real
Player』で動画として閲覧できる。
また、日活世界ニュースの映像を業務用として販売する。一般公開のサンプル映像は、モニター用VHSからキャプチャーしたものだが、販売映像は、プロ用マザーVTRテープからダビングしたものとなる。価格は同社へ問い合わせが必要。