(株)メディアヴィジョンは13日、米MetaCreations社開発の3Dアニメーションソフト『Carrara(カラーラ)』を発表した。MetaCreation社ではこれまで、3次元CGソフトとして『Ray
Dream Studio』と『Infini-D』の2シリーズを販売してきたが、それらを統合した後継ソフトとして『Carrara』をリリースした。
インターフェースは既存シリーズから離れ、独自のスタイルとなる“スマートフロー”を採用。デフォルトでは、ライティング/カメラ/アニメーション設定、モデリング、テクスチャーマッピングといった作業ごとに別々のルームを立ち上げる形式となっている。
『Infini-D』が採用していたレンズフレアやパーティクルといった特殊効果をはじめ、前2作で収録された個々の機は、ほとんど搭載されている。
新機能としては、メタボール、景観(土地)作成、モーションブラーを搭載した。また、レンダリングエンジンとアンチエイリアス処理部分に改良を加え、開発元の発表ではレンダリングスピードが前作の11倍になったという。
対応OSはWindows 98/NT4.0/2000もしくは、、MacOS8.1J。Windows版とMacintosh版を3月30日に同時発売する。価格は6万8000円。なお、前2作のユーザー向けにアップグレードメニューも用意している。
同社は15日、ユーティリティーソフト『VirtualPartition
日本語版』を発表した。HDD内のデータを損なうことなく、パーティションの作成/削除/変更、複数OSのインストールといった作業ができるという。対応OSはWindows
95/98。4月21日発売で、価格は1万800円。
そのほか、Illustrator用のプラグインソフト『Vector Effects 1.5
日本語版』(4月7日発売、3万2800円)、WindowsパソコンでMacフォーマットのファイルの編集/保存を実現するユーティリティーソフト『MacDrive
2000 日本語版』(4月21日発売、9800円)を発表した。